2003年度卒業設計・室蘭駅調査(1月6日)

室蘭駅は,終端駅かつ最近改築されたという点で,良き参考事例です.年明け早々,室蘭を訪問する機会がありましたので,写真撮影と若干のスケッチをしてきました.

駅前広場

内観

駅舎は,線路の端部に置かれています.円を基調とした平面計画が,外観にも現れています.

内部の様子.左から,改札口→駅員室→みどりの窓口→トイレ→自動販売機→KIOSKの順に配置されています.

改札口 待合室 高架から

自動券売機と改札口.本数は1時間に1本程度なので,それほど広くなくても良いみたいです.駅員が改札業務を行うのに最適化された動線計画であることがわかります.

待合室.ベンチが6基置かれていました.天井はヴォールトの形状で,明かり窓から採光できるようになっています.周囲を囲む12本の円柱によって,さりげなくゾーニングされています.

高架橋を通過する車内から見たところ.突き当りが室蘭駅です.以前はもう少し奥まで線路が続いていましたが,改築にあたり,線路が500mほど短縮されました.旧駅舎は現在,室蘭産業会館として,バスターミナルの役を担っています.

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