学内プレゼンテーション(7月28日)

11時30分より1時間ほどかけ,製図室にてボードと模型を用いたプレゼンテーションを行いました.

これは,8月末に予定されている,稚内公開プレゼンテーションの予行演習も兼ねています.

やり残した部分もありましたが,最低限の準備をすることはできました.

1/200模型

会場設営

準備完了!

1/200模型にニスをかけている所

1/500市街地模型のセッティング

3時頃に会場設営は終了

ボードは最終的に9時頃に完成した

当日のプログラム

プレゼン1

プレゼン2

プレゼン3

プレゼン4

質疑応答1

質疑応答2

質疑応答3

質疑応答4

こっそり打上げ

1. コンセプト

都市拡大抑止の観点から,南稚内から市内中心部への開発のシフトが必要.

2.敷地分析

都市の面的広がりを,要素の重ね合わせ(レイヤー)としてとらえる.

3.ゾーニング

4本の通りをそれぞれ「24通り・駅前通り・屋台通り・アトリエ通り」と性格付ける.

4.住戸構成

「スケルトンインフィル・単身者向け住戸・アトリエ付住戸」のプランについて解説.

5.質疑応答

「露地的なつながり」「駐車場」「土のあり方」「ポジティブな視点」について.

「露地的なつながり」

通路幅に対して,住戸が高層過ぎはしないか?

→D/Hを小さくすることで,露地的な雰囲気を強調できると考えた.

 

「駐車場」

駐車場は居住者専用なのか?

→そうだ.

駐車場が1階の大部分を占めているのはなぜ?

→駐車場の上に人口基盤を設けるのが,車利用の利便性と,居住者のコミュニティ形成および外部との関係形成の両者を満足できる,現実的な解決方法であると考えた.

「土のあり方」

これからは低中層の集合住宅をいかにして造っていくかが重要であるが,そのポイントは「土」にある.従来のようなドライな床仕上げだけでなく,土を被せ植物を育てられるような環境を,全住戸に提供できるような建築にしなくてはならない.経済優先で志の低い集合住宅を建て続ければ,いつか破綻する時が来る

「ポジティブな視点」

今回のプレゼンテーションのままでは,売りがどこなのか,はっきりしない.アピールの仕方に一考の余地がある.例えば,駐車場の上に基盤を設ける質問に対しては,住戸群を2層から建ち上げる方が優れていることを説明し,話を展開しなければならない.屋台の説明をする場合には,歴史性や街の構成から論ずるのではなく,新しいものへのつながりを述べなくてはならない.マイナスポイントを並べていくだけではなく,良い点・優れている点を探していく視点が求められる

前項 先頭 次項