稚内集住−計画1:コンセプト−(5月19日)

提案

発言者

意見

・ファサードを画一的にするか,細分化するかを考える必要がある.

・交通機関との連結を考えたい(Ex. バスターミナルを設ける).

・パブリック・オープンスペースの設置.緑化.

A

・住民の設定をしよう.昔からの住民が越してくるのか,新しい人を呼ぶのか,ロシア人を呼ぶのか,それぞれに求められる形態は異なる.

・環境共生型住宅を稚内でも考えてみたい.

・大家族をイメージしたい.コレクティブハウジングとして,高齢者や単身者の住まい方を考える必要がある.

・地域のネットワークの形成(Ex. 自転車).

・地形から見た稚内のイメージは,既に固定されている(Ex. 坂のある街,山のある街).

B

・守り,守られる人間関係はコレクティブの基本.

・最上階から海が見えるようにしてはどうか.

・幕張ベイタウン・パティオスでは,中庭と住戸の配置に工夫がされている.

・フェリーターミナルへの連絡高架橋が海の眺望を破壊しないか

・荷物持ちの旅行者への配慮に欠けた面がある.

・コレクティブハウジングの原型として番屋を復権させたい.

・いろりを商店街全体に分散させてはどうか.食料を持ち込み可能にして,そこで世間話でもすればよい.

・稚内の冬は辛抱の時期ではないか.だとしたら,短い夏を大切にする必要がある.

C

・高齢者コンビニを成立させる鍵は,食料と火.楽しんで食べる場を作ろう.

・建築も着替えをしてはどうか.夏は開放的なスペースに,冬は断熱のバッファーゾーンとなるような構造を考えよう.

・商店街を活性化させるためにも,買った魚介類をその場で調理できる場が必要.

・人々がたまる公共スペースを設けてはどうか(Ex:チャレンジショップ).

・風向きや積雪を考える必要がある.

・漁業との関係を考える必要がある.

D

・バンコクには多くのインターネットカフェがあった.

・日本以外のアジア諸国ではインターネットスペースが発達している.日本では,モバイルが普及しており,それほど流行らない.観光客が情報収集できずに困る.

漁船の雰囲気を醸し出したい.

場として引き込まれていくような中庭を設けたい.京都のように,路地を歩く楽しみが欲しい.

木が少ない.もっと本数が必要だ.

E

・何をもって通過する楽しみを持たせるかが重要.一回通ると人は飽きて通らなくなる傾向がある.

・木が防風林や並木に成長すれば,地域に貢献することになる.

5月23日までに,機能の面から考えたプランニング草案を,まとめてくること

Special Thanks!

Mさんからメールが届きました.

一部抜粋.

・都市としての役目を終えた場所は,現在北海道では多いです.社会学者E・レルフのいうところの「没場所」ですね.

・空き地が多い。この都市の空隙とも呼べる場所々々との、ソフト的連関を持たせるよう考えます.

・敷地から、稚内駅の東側との心理的にでも繋げることをします.

・デザインについては,北海道の冬に固執しすぎないことを頭に入れながら,同じ北海道にある札幌ではでき得ないプランニングとエレベーションを考えるといいと思います.

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